僻み(ひがみ)
『僻み(ひがみ)』
世の中、生きていれば僻まれることは多々ある。
これは仕方のないこと。
いくら自分自身が謙虚で有能な才能を持っていても、
他人から逆に僻まれる。
世の中、僻まれることは当たり前と思い、
決して自分から人を僻まないようにしなければならない。
僻むことは徳を下げることになり、
心が貧しく、心豊かな人を観るとより一層僻むようになる。
僻みには何の栄養もない。
しかし、他人から僻みを受けた場合、
他人を慈しみ、寛容の心を養う徳を持つことが出来る。
僻みもそうなれば、自分自身の栄養になる。
世の中、観方を変えれば悪も善に変わる。
何事も修徳。