イジメ対策、空手を習う
空手を始めてイジメに合わなくなったと、嬉しいお手紙をいただきました。
本人及び保護者の承諾をいただいてご紹介いたします。※お名前は、イニシャルとさせていただきます。
I君(中学3年生)
僕が空手を始めた動機、それはいじめです。
中1の頃、毎日のようにイジメにあってしまい、その年の10月ごろ、一週間くらい学校へ行けなくなってしまいました。
そして、年が明けて1月頃に、友達が空手をやっていると聞き、見学したあとに道場に通うようになりました。
稽古を続けるうちに、ある考えが浮かびました。
それは「物事をめんどうくさいという事で片付けてしまうのは、いけない事ではないのか?」ということです。
例を挙げるなら、部活動です。
中学校に入る時はめんどうくさいという気持ちがあったので、運動部ではなく文化部に入部していました。
しかし、空手を続けて行く内に、それは間違っていると気付きました。
しかし、部活を変える事ができませんでした。
だから、僕は空手をしっかりやって、部活と似たようなものを作っていこうと決心しました。
今でもその気持ちは変わっていません。
そして現在、空手は6級となり勉強の成績もぐんぐん上がりました。
いじめの方も少しずつなくなってきていますが、完全にはなくなっていません。
これからの自分は、物事に対して消極的ではなく、積極的に参加しようと思います。
そのためにはまず、身近な事、つまり空手を、しっかりやっていきたいと思います。
私立入試は成功に終わり、残すは県立入試のみとなりました。
県立入試も空手を自分の支えとし、空手で育てた集中力をいかし、これを乗り切りたいと思います。