8種類のスポーツメンタルトレーニング方法・その②
≪8種類のスポーツメンタルトレーニング方法②≫
□参考文献
http://www.budosuki.com/category56/entry320.html
8種類のスポーツメンタルトレーニング方法を勉強させていただいております。
実力はある選手なのに、大会や試合で良い結果が出せない。
そうした選手は、スポーツメンタルトレーニングを行うことが相応しいと言えます。
この文献は、①目標設定、②リラクゼーション、③イメージトレーニング、④集中力、⑤プラス思考、⑥セルフトーク、⑦試合に対する心理的準備、⑧コミュニケーションの8種類に分類し、説明を加えています。
私自身の忘備録も兼ねて、若干の私見を交えて、掲載してゆきたいと思います。
主に、空手における型の効用に関連して引用していきたいと思います。
■リラクゼーション
意識的にリラックスな状態に置くことで、心と体を健康な状態に保ちます。
例えば、座禅などがそれにあたり、良いイメージを浮かべることにより、意識してリラックスすることが可能となります。
錬心舘の型に「五十四歩の型」がありますが、人間の煩悩の数108を2で割った数字54に由来しており、静の禅に対して「動く禅」と呼ばれております。
空手の型は、組手試合のイメージトレーニングとしての効果が高いと思います
「型の名手は、組手の強豪」と呼ばれるのは、このことからです。
空手道の型の有用性は、スポーツ科学においても「リラクゼーション」という意味で、科学的に合理性を以って説明できると思います。
(続)