【リバ拳】のススメ‼
【リバ拳】のススメ‼
「リバ拳」という言葉をご存知でしょうか?
「リバイバル拳士」の略で、ブランクを挟んで空手道を再開なさる方々の総称です。
主に学生時代等に空手をやっていて、大人になってから再開された方を指しています。
空手は、高齢になっても安全に取り組める数少ない競技であることから、大人になってから再開なさる方が相当数いると言われています。
それは、「大人の趣味」として、また「生涯スポーツ」として、さらには「マインドフルネス」のツールとして支持されているからでしょう。
また、「昇級昇段審査」という長期目標を設定できる仕組みもあり、「大人の嗜み」としても最適と言えます。
一方で、いざ再開しようと思っても、さまざまなハードルがあることも事実です。
それらを踏まえ、「リバ拳」の方々に向け、空手再開への道をご説明いたします。
■Q「リバ拳」とは?
A「リバ拳」とは、いわゆる「リバイバル拳士」の略で、過去に空手の経験があり、そこから数年間空手から離れていたが、大人になって再開する方々を指す俗称です。
その多くは、小学校・中学校・高校で空手をやっていた方が、社会人になって剣道を再開し、昇段を目指すなどのケースを指していますが、明確な定義はありませんし、空手道連盟で定められている呼称でもなく、あくまで俗称です。
■Q「リバ拳」の方々の課題
A:大人になって空手を再開することは大変素晴らしいことですが、実際に稽古を継続するまでに、いくつかのハードルに直面することがあります。
■Q:稽古場所をどこにするか?
A:「空手を再開する」といってもブランクがありますので、いきなり先生がいる道場に行くのは勇気が要るものです。
道場側も、子供の稽古が主体で大人向けの指導や稽古をあまり行っていないことも多く、SNS上でもそういった情報が充実しているわけではありません。
周囲に紹介してくれる人がいないこともあるため「どこで稽古に励めば良いかがわからない」ことがしばしばあります。
まずは近くの道場に体験見学に行き、指導者の先生とお話してみることをお勧めします。
■Q:空手衣・防具の購入?
A:学生時代使っていた空手衣があったとしても、昔と今では当然サイズも異なるでしょう。
鹿屋東部道場では、空手衣の無料貸与を実施しています。
■Q:どのように上達するか?
A:「師をどこに求めるか」も難しい問題です。
再開する時のレベルにもよりますが、10年以上ブランクがある場合は、なかなか取り戻すのも難しいですし、「改めて基礎から学びたい」という方も多いでしょう。
特に昇段を目標に定めた場合、しっかりと基本から教えてもらえる環境が必要となるものです。
まずは、少年部(初心者)の稽古に参加して「感」を取り戻してから、徐々にステップアップされるのが良いのではないでしょうか?
■参考文献
【大人の「リバ剣」完全ガイド】道場・用具・教室選びまで徹底解説! | 剣道を心から楽しむための情報メディア Kenjoy!!(ケンジョイ) (kendopark.jp)