失敗を経験しないで成功した人を見たことがない
≪失敗を経験しないで成功した人を見たことがない≫
人見知りじゃないお笑い芸人を見たことがない…
心の闇に飲まれたことがない心理カウンセラーを見たことがない…
子ども心を失ったクリエイティブな大人を見たことがない…
ネガティブな経験をしたことがないポジティブな人を見たことがない…
依存したことがない自立した人を見たことがない…
失敗するから、失敗しない方法がわかるし、
人見知りだから、空気が読めるのだし、
心の闇を知っているから、相手の闇が理解できるし、
子供心を持ってるから、創造的な大人になれる。
だから 自立とは、まったく依存しなくなることではなく
自分が依存していることを自覚し、そのことに感謝できるようになること…
依存を排除して自立を急ぐ人は、自立ではなく孤立になってしまう。
そもそも人間は 誰か(何か)に依存せずに生きてゆくことなどできないのだから…
「善と悪」
「強と弱」
「依存と自立」
「光と闇」
「+と-」
「出会いと別れ」…
それらは別々のものではなく、すべてワンセットであり、互いに支えあっている。
光が美しく輝くことを支えているのは「闇」であり、
光が存在できるのは、闇がそこに在るから。
凍える寒さを経験した人は、日差しの暖かさを知っていて、
病気を経験した人は、健康への感謝を知っていて、
飢えを経験した人は、一膳のご飯の美味しさを知っていて、
一人を経験した人は、絆の大切さを知っていて、
不幸を経験した人は、幸せの有り難みをよく知っている。