鍛・錬
一千日(約3年)一つのことを稽古し続けることを
「鍛」といい、
一万日(約30年)一つのことを稽古し続けることを
「錬」という。
(広辞苑より)
【鍛】
金属を何度も熱して打ち、強くする。
訓練して心やからだをきたえる。
【錬】
絹糸をねること。
くりかえしきたえて、技芸などをみがく。
何でも良い30年続けるのは、すごいことである。
腕立てだけでも、ましてや真剣に空手を30年続ければ、
けんかに強くなりたいという気持ちが
人格の完成という気持ちに変わってゆく。
【錬心舘】
鋼の如く固き心を、空手道という情熱で熱く熱して、その鉄の糸を錬ってひとつの縄となす。
何十重にも紡がれたその鉄線は、絶対に切れることはない。
その拳学の舎を、錬心舘という。