拳聖忌
【拳聖忌】
※開祖宗家先生のお孫さんであられる保なるみ様のfacebookページより引用させていただきます。
5月31日…今日は、私の祖父
先代宗家の命日です。
2000年5月31日…
11時15分…
祖父が息を引き取った。
それからの三日間は忘れない…
まず、全国、世界の錬心舘の支部に電報が打たれた。
一言
【宗家 天龍となる】
と。
葬儀の日…その年一番の豪雨の中、5000人の方が葬儀に参列して下さった。
通夜、葬儀は全て本山で執り行なわれた。その時、衆議院選挙の真っ最中で、選挙区外の伊集院の本山に代議士の先生方が
皆、通夜、葬儀ともに戦いの中駆けつけて下さった。
葬儀の朝…伊集院警察署から
一本の電話が本山に入った。
『今日は、この伊集院の町に
保先生のお葬式にたくさんの方が訪れる事と思います。どうぞ
今日は伊集院の街の道路を駐車場として使って下さい。』と、弔問客の皆さんの車を路上に止めさせてくれた。
錬心舘の道場に通う子供達に
学校の先生が、
『君達にとって、お祖父さんの様な先生であっただろうから、
忌引きにしてあげるから、お葬式に参列して来なさい。』と、子供達を葬儀に参列させてくれた。
錬心舘のお弟子さん達は皆、喪服ではなく道着袴姿で、誰一人傘もささず、びしょ濡れで、弔問にいらっしゃった方々を、錬心舘の大会を執り行う様に、一糸乱れぬ姿で対応した。
あの日から、15年…。
錬心舘の皆様。
今日、少しだけでも
先代宗家に思いをはせて
頂けたら、嬉しく思います。
そして…あれから15年
私の父を支えて頂き、
本当に、本当に、
ありがとうございます。