年頭のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
錬心舘鹿屋東部道場開設3年目、今までの過去2年間は、我々にとって大変有意義な学びの日々でありました。
この2年間で学んだことは、人間誰しも一人では何もできないということです。
音楽のオーケストラで例えると、指揮者がいて、各パートがそれぞれ個性豊かに最良の音を奏でることができなければ、全体として素晴らしい演奏は成り立ちません。
去る8月2日に台湾で開催された第3回少林寺流国際親善空手道選手権大会では、錬心舘総本山宗家 保巖 先生の陣頭指揮の下、門下生各自が、それぞれの持てる力を最大限に発揮し、それぞれの分野で調和と同時に全体のレベルアップを目指しました。
平成28年、私たちの日本社会は新たなステージに入っています。
60周年を迎えた錬心舘が、これから10年先、20年先、…100年先、次の世代まで残っていくために、門下生一人一人が高邁な理想を持って、一歩二歩先を見据えた価値観の創造に努めゆかなくてはなりません。
本年の錬心舘テーマは「礎(いしずえ)」です。
空手人として、日本社会・国家の礎、世のため人のために尽くせる立派な人間となるべく、
そして、この新しい年がより佳き年になるよう心より祈念いたしまして、
錬心舘鹿屋東部道場の年頭の挨拶とさせていただきます。