TEL 090-1083-0941 鹿児島県鹿屋市寿四丁目736番地1

公益財団法人日本体育協会日本スポーツ少年団の加盟団体です。

錬心舘の空手道

社会の平和に貢献する人間形成の空手道

道統少林寺流錬心舘空手道は、空手道を通した健全な青少年の育成を目指す、歴史と伝統を誇る、鹿児島県発祥の武道空手道団体です。

国内外、延べ35万人の門下生が錬心舘の道場で汗を流し、アゼルバイジャン、アメリカ、アルジェリア、イギリス、イラン、インド、スウェーデン、スペイン、スイス、中華人民共和国、中華民国、ドミニカ共和国、パナマ、フィリピン、フィンランド、プエルトリコ、ブラジル、ベトナム、メキシコ、ロシアなどの各国で、世界の拳友たちが日々切磋琢磨しています。

鹿児島県日置市伊集院町拳士ヶ丘に錬心舘の総本山はあり、保 勇三 宗家の卓越した指導力のもと、空手道の普及と国際交流支援活動、社会貢献活動などをはば広く展開しているのも錬心舘の特徴です。

錬心舘は、戦後の人心の荒廃を憂い、武道による人づくりを発願した(故)保勇(たもつ・いさむ)開祖宗家によって創流されました。

「より健全な社会の建設は、より健全な個の形成より始まる」

この言葉は、流儀の理念として錬心舘を支え、また、青少年に夢と希望を与える永遠の宗家訓として、今日に受け継がれています。

単なる武術の修得にとどまらず、人格陶冶、精神力の充実強化、道徳心の涵養に努め、心身ともに健全な青少年の育成に主眼を置き、礼節を尊び、人と和し、切磋琢磨の中に人として貴く生きることの崇高さを体得します。

その活動は、世界中の青少年の健全育成を目的としています。

 

国際交流の一環として行われる国際大会

型の錬磨が魂を磨く、心身壮健の空手道

「空手道は型に始まり型(かた)に終わる」

錬心舘では、型の錬磨に重きをおいて指導しています。

型に表現される一挙一動には、「静・間・動」の中に人を魅了する美しさがあります。

人の内面より顕れる美しさは、外見だけの美しさよりも遥かに美しく、日々向上心を持って磨き上げられた型には、己の生命が宿ると言われます。

型の錬磨を通し、自己と向き合う中で、集中力や忍耐力、精神力の強化を図ります。

型の修練は、青少年の健全な人格形成に優れた効果をもたらし、心と身体のバランスを整え、心身壮健な若者を育てます。

また、呼吸法を伴う型の鍛錬は、年齢を重ねても生涯に亘り取り組むことができる究極の健康法とも言えるでしょう。

錬心舘では、
「半月(セーサン)の型」(松村宗棍伝)
「南光(アーナンクー)の型」(喜屋武朝徳伝)
「汪輯(ワンシュウ)の型」(真栄田義長伝)
「鎮東(チントウ)の型」(松茂良興作伝)
「五十四歩(ゴジュウシホ)の型」(松村宗棍伝)
「抜塞(バッサイ)の型」(親泊興寛伝)
「公相君(クーシャンクー)の型」(屋良利正伝)
の順に、道統少林寺流正流七法の修得に励みます。

その他にも、約束組手初段・弐段、座法居捕り、短剣捌き、棒術:徳嶺の棍(徳嶺盛普伝)、釵術:双流鉄尺(知名朝進伝)、方円流杖術(方円流体術第七代・小山峯心斎伝)、等の古武術を教授いたします。

 

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道を究める人命尊重の空手道

錬心舘の空手技には強大な破壊力があり、まともに受けると人体に多大な悪影響を与えかねません。

錬心舘の組手試合は、スポーツの絶対条件である「安全性と勝敗の明確性」を備えた「防具付組手」にて行います。

また、錬心舘では、中学生以下の選手に組手の試合は行わせません。

これには、成長期にある子供たちの心身にかかる負担への配慮と、型の修得により、型に含まれている様々な技法の特徴とその意味を正しく理解し、組手などへの実践応用に必要な空手独特の身体動作を身につけさせるという2つの理由があるからです。

錬心舘は、単なる「強さを誇る空手競技」の追求ではなく、「空手道」を究めることを旨としています。
人命(=安全性)を軽んずることなく、健康な心と身体で空手を長きに亘って学ぶことができるのが錬心舘の空手道の特徴です。

これからも人命尊重の空手道を空手界に主張し、実践してゆきます。

組手

完成度の高い組手技術、活人拳の空手道

“小よく大を、短よく長を、柔よく剛を制する”の言葉にふさわしいのが、錬心舘の組手技術です。

「人類本能の動きを至芸化したものであり、且つまた、身体を以って悟った真理」

この2つの合体が、錬心舘をして真の空手道と言われる所以です。

ブルースリーがアクション映画に中で紹介した「後ろ廻し蹴り」は、錬心舘発祥の蹴り技であり、錬心舘の勇名とともに空手界の各流派や他の格闘技に取り入れられてゆきました。

錬心舘のお家芸である、飛び蹴り、半飛び足刀蹴り、三角飛び蹴り、前廻し蹴り、後ろ廻し蹴り、逆風足刀蹴り、二段回転蹴り、くの字足刀蹴りなどは、防ぐことのできない空手道の最終技術と言われています。

ただし、錬心舘空手道は勝敗を究極の目的とする武術ではなく、処世の道であり、人を活かす活人拳です。

「人に打たれず、また人を打たず、そして、自他を傷つけず」

「空手に先手なし」

これこそがほんらいの空手道の原点。

錬心舘の完成された組手技術は、「正義なき暴力」ではありません。

 

組手
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