空手の帯には、稽古の進捗状況に伴って帯の色が変わります。

錬心舘では、白、黄、緑、紫、茶、黒、の順番です。

お茶の色は緑色なのに、茶帯はなぜブラウンなの？とのお尋ねがありました。

先日テレビで同じネタを放送していました。

そうですね。毎日いただくお茶は緑色ですよね。

現在の製茶方法は、蒸してから精製する製法で、緑色のお茶を飲むことができますが、

それ以前は、蒸すことなく炒って（あぶって）精製する製法だったため、

茶色がお茶の色だったそうです。

茶帯の制定は、その当時の文化を反映しているのでしょうか？

日本がまだ貧しかった頃？のお話のようです。