一流塾講師は「教えない」で「引き出す」
学習塾関連のサイトで面白い記事がありました。塾講師=空手指導者にも通じるところがあると思います。勉強を空手に読み替えてみると面白かったです。
【一流塾講師は「教えない」で「引き出す」】
教えるのがうまい講師は指導力がある、と一般的に思われています。
でも、本当に指導力のある講師は「できるだけ答えを教えず、ヒントを与えて気づかせる」ことを意識して指導をしています。
人から教わったことはすぐに忘れますが、自分で気づいたことは記憶に残りやすいもの。
それを熟知しているからこそ「できるだけ教えないで教える」ことを実践しているのです。
おもしろい話を交えて説明し、生徒を飽きさせない授業を展開する講師は最初は人気があるものの、入試が近づいてくると意外とその人気は翳る傾向にあります。
逆に一見、地味だけど生徒たちの成績を着実に伸ばす講師が信頼を集めます。
成績を伸ばす講師は自分の話術によってではなく、生徒自身に「考えさせ」、「作業をさせる」ことで思考力を深長させ、得点力を身につけさせます。
派手なパフォーマンスはないものの、生徒に考えさせる機会を多く作り、答えを自分で気づかせるためのヒントの出し方が巧妙なのです。
生徒自身の手と頭をとことん働かせ、自分の力で解けるようにするようにくりかえし訓練させます。
(つづく)